ダイエット中の基礎代謝の話ー「肥満」の方に結構大事なこと
こんにちは。ダイエット太郎です。
先日はホルモンの「グルカゴン」について書きますと言ったんですが、更新できずすいません。
そして、今日もその内容には触れずに他のことを書こうとしている次第です・・・
でも結構ダイエットに関して重要な話なので、最後まで読んでくだされば嬉しいです。
特に「肥満」の方や「体脂肪」が多い方には読んでほしいと思います。
2000文字以内なので、1分~3分くらいで読めます。
今日は題名にあるように、ダイエット中の基礎代謝の変化を今、ボクが持っている知識をまとめて書いていこうと思います。
基礎代謝に関する理解については、皆さんの中で知っているイメージや知識の範囲で大丈夫です。
それでも、サラッとは触れておきます。
基礎代謝というのはヒトの活動で使うエネルギーのことです。
「骨」を強くしたり、「体温」を上げたり、「内臓」を働かせたり、「脳」を動かしたりするエネルギーのことですね。
そうした働きはカラダを動かさず”じっ”としている時も起こるので、活動している時の代謝と分けて「基礎代謝」と言われます。
話を続けますね。
その基礎代謝の中に「脂肪細胞に中性脂肪を貯める」という働きもあります。
つまり、「脂肪」を付ける(体重を増やす)ことにもエネルギーを使うということです。
正直、ダイエット中はやめてくれって思いますよね!!
ですが!ここからが本題!
【ダイエット中に食事量を減らす】と、この代謝が”本当に”大きな大きな問題になってきます。
どういうことでしょうか?
ダイエットの時には多くの人は食事量を減らしますよね。
個人差はありますが、”カロリー制限”をするわけですね。
カロリーを制限すると「最初の内は」実際痩せます。
制限されたカロリーの中で、ダイエットを開始した直後はカラダの基礎代謝は変わらないからです。
ですが、徐々にカラダに変化が現れます。
それは入ってくるエネルギーが少ないので、基礎代謝を減らしてエネルギーの消費量を抑えにかかります。
具体的にはどんなことが起きるでしょうか?
「体温」が下がってきます。
「骨」が弱くなっていきます。
新陳代謝が不活性になり、「髪」や「爪」が弱くなります。
倦怠感が襲ってきて「活動量」を下げることで、エネルギー消費を抑えるようにカラダが反応します。
もちろん、「脂肪」を貯めることも基礎代謝の内ですから、当然「脂肪」も減ってくれるんだよね?と聞きたくなります。
ですが実は、「脂肪」を貯めるという代謝は太っている人ほど最後まで保たれます。
いや、保たれるなんて生易しいものではないですね。
「脂肪」を貯めることを優先します。
恐ろしいことに、「体温」を下げ、「骨」を弱くし、「髪」や「爪」がボロボロになっても、「体脂肪」は貯め続けるということです。
そして、最も恐ろしいのはこの減ったカロリーを求めて、ものスゴイ食欲が湧いてきます。
これは、カラダが入ってくるカロリーを増やそうと過食にさせようとする反応です。
これらのことを極端にまとめるとこうなります
食べたら太るし、食べなくても太ろうとする
今、説明したのは仮説ではなく、今現在わかっている段階の科学では事実です。
そして、これらはすべて「ホルモン」の働きによって、カラダの中で起こります。
今までのカロリー理論(入るカロリーと使うカロリーが同じなら太らない)は、正直使えなくなってきています。
ここまで、話すと
「どうすることもできないじゃないか・・・」
と思われるかもしれません。
でも、これらが「ホルモン」の働きによって、起こっているということが重要です。
つまり、いままで話してきたことは「ホルモン」さえコントロールできれば、改善することが可能ということです。
そのコントロールすべきホルモンは今、現在でわかっているのは「インスリン」と「コルチゾール」という二つのホルモンです。
ですが、研究が進んできて他にも「GLP-1」や「FGF21」など重要と思われるホルモンがわかってきています。
これらのホルモンについてはまた、書いていこうと思います。
このホルモンをコントロールするには・・・
食事量を気にせず、食事回数を減らす
というものです。
この行動を取ることで、「ホルモン」をコントロールしつつ、体脂肪を落とすことができます。
その時のカラダの中の変化はまた、今度書いていこうと思います・・・
およそ1800文字、読んでくださりありがとうございました。
では、また明日!