【基礎知識】セカンドミール効果ーダイエットとの関係
こんにちは。ダイエット太郎です。
今日はいつもの筋肉を大きくする内容を少し変えてみようと思います。
今日は食事の「セカンドミール効果」について書いていこうと思います。
聞いたことがある方も無い方もいるかと思いますが、食事の食べ方についてかなり重要なものになるので、ぜひ見ていただけると嬉しく思います。
つらつらと書いてきたこのブログですが、最近はなるべく2・3分で読めるように、短くまとめられるようにするのが課題です^^;
今日の内容は目指せ2000文字以内!
それでは、よろしくお願いします。
目次
はじめに
ボクのブログではホルモンをコントロールすることをテーマにしていますが、ダイエットにおいては「インスリン」の重要性について触れてきましたね^^
「インスリン」は血液中の糖分(グルコース)を細胞内に取り込むために必要なホルモンで、結果的に血糖値を下げる効果があります。
そしてこの「インスリン」が高い数値で、長い時間で続けると脳内の視床下部にある「体重の設定値」が爆上がりして、太ってしまうという内容を書いてきました。
そのため、「インスリン」の分泌を抑えるために、血糖値の上がりにくいご飯の食べ方なども実験してきたのですが・・・
とにかく、血糖値の上昇を抑えることは、ダイエットにおける最大のミッションとも言えます。
セカンドミール効果とは
さて、今日のテーマである「セカンドミール効果」とはなんでしょう。
「セカンドミール効果」というのは、「GI値」を提唱したトロント大学のデヴィッド・J・ジェンキンズ博士らが発表した考えです。
その考えは
最初にとる食事(ファーストミール)の内容によって、その次の食事(セカンドミール)による血糖値の上昇が変化してくるというものです。
つまり、昼食に同じものを食べるにしても最初に食べた朝食の内容によって血糖値の上がり方に差が出るということです。
少しわかりにくいですが、イメージとして
食物繊維がファーストミールには必要
その日、最初に食べたものが、その後の食事の血糖値の上昇にも影響する・・・
つまり、最初に食べる食事の内容はダイエットの上で「特に」大事!ということですね^^
カラダに入った「糖質」は口や胃、小腸で消化しそのまま小腸で吸収されていきます。
固形物であれば、およそ2~4時間かけて胃の中でドロドロになり、8時間ほどかけて小腸で吸収されます。
つまり、セカンドミール効果というのは、最初の食事が胃腸でまだ消化・吸収中のため、その食事に含まれたものの影響で、次に食べる食事の吸収が阻害されるためと考えられます。
つまり、最初に食べる食事は消化しにくく腹持ちが良いものがいいと言えます。
そう考えるとオススメできないものとオススメできるものが出てきます。
オススメできないもの、それはファーストミールに糖分の入った甘い飲み物を飲むことです。
液状の物は胃を30分弱で通過して、すぐに小腸で吸収されてしまいます。
結果として、ファーストミール、セカンドミールともに血糖値を上げやすくしてしまいます。
逆にオススメできるもの、それは「水溶性食物繊維」です。
「水溶性食物繊維」はわかめやキノコ、根野菜にも入っていますが、小腸の中でゲル状になることで「糖質」の吸収を穏やかにしてくれます。
朝食に「不溶性食物繊維」が沢山あるものを摂ることには、消化の観点から意見が分かれることと思います。(朝食に便のかさを増す食べ物を摂るこちによる胃腸への負担)
でも、少なくとも「水溶性食物繊維」の多い物はオススメすることが出来ると思います。
個人的所感
ボクは朝食は食べないことが多いです。
なので、その日の始まりの食事(ファーストミール)は昼食になることが多いです。
これは、個人差があると思うので人それぞれが選ぶべきだと思います。
ただ、朝食にしろ、昼食にしろ、その日一番最初に口にする食事では絶対に糖質の高いものは摂らないことを意識して欲しいです。
できるなら、繊維質のもの、特に野菜から食べるべきでしょう。
そして、そのときのドレッシングには凄く注意して欲しいとも思います!
オイルを使ったものはいいんですが、「ノンオイルドレッシング」にはオイルが入っていない分、味を濃くするために、結構な糖分が入っていることが多いんです^^;
「ノンオイルドレッシング」は聞こえは非常に良いのですが、せっかく血糖値の上昇を気にしているのにその努力を台無しにしてしまうので注意してくださいね^^
今日はこの辺で!
少しまとめて書けるようになったでしょうか^^;
それでは、また。