ダイエット太郎の秘密のボディメイク術

自分のカラダを好きになりたい人のためのダイエットブログ

ダイエットの基本的な考え方と食事への期待ーインスリンの分泌量を減らす

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こんにちは。ダイエット太郎です。

暑い日が続きますね^^;

今日は昨日までの「お米の血糖値の変化」に関する観察実験の反省とボクのダイエットに対する基本的な考え方を書いていこうと思います。

実験の内容はいいやという人は「ダイエットの基本的な考え方」から読んでいただけるとこの記事の言いたいことがわかると思います^^

それでは、よろしくお願いします!

 

目次

 

実験の総括

食べ方によって血糖値の上昇を抑えられる

昨日までの実験では、血糖値の上昇を抑えることを目指して続けていきました。

血糖値の上昇を抑えることで、「インスリンの分泌量」をコントロールしたいと考えたからですね。

 

実験の中で

①黒米やスーパー大麦などの雑穀をお米に混ぜる。

②食物繊維(サプリは効果あり)をご飯の先に食べる。

③食事30分後にウォーキングのような運動を行う。

は効果が確認できました^^

 

食べ方の工夫によって血糖値の上昇は抑えられました。

そんな実験をしていく中で反省点がいくつか出てきました。

 

実験の反省点

実験での反省点は

①ご飯の分量による違い(他の分量でもやるべきだった)

②味噌汁と白米以外の食べ合わせ(サラダや目玉焼きなど)

を見れなかったことです。

もっと実践的なところに踏み込むべきだったなと思います。

 

そして、もっと重要なこととして「インスリン」が分泌されるのは、糖分を食べた時だけではないということです。

 

これに関しては、後で書いていきます。

その前にボクの基本的なダイエットの考え方をおさらいしたいと思います。

 

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ダイエットの基本的な考え方

ひとつ大事なことを頭に入れる必要があります。

それは、「ダイエットの正解」は未だに無いということです。

ものすごい数のダイエット方法があることからもわかると思います。

少しずつ、科学的に根拠となるものが出てきていますが、すべては断片的。

それをつなぎ合わせた正解の理論がないのが現状です。

  

その中でボクは肥満の原因は「ホルモンのバランスの破綻」であると考えています。

人間に確認されているホルモンは100種類以上あって、カラダをコントロールしています。

もちろん、すべてのホルモンが体重に関係しているわけではありません。

それでも「食欲」や「体脂肪」、「基礎代謝」など相当な数のホルモンが体重の決定には関わっています。

その中で肥満に関して主要なホルモンは「インスリンだと考えています。

インスリン」は血糖値をコントロールしているホルモンで、血液中に常時分泌されていますが、食事をすると追加で分泌されます。

肥満の人はこの「インスリン」の値が非常に高いことで知られています。

なぜ、「インスリン」の分泌量が多いと良くないのでしょうか?

インスリン」の過剰な分泌はまず、他のホルモンのバランスを崩してしまいます。

次に、脳に働きかけて体重の設定値を上げてしまいます。

今回は詳しく触れませんが、体重は脳の中である一定の数値に決められているという考え方です。

少し食べ過ぎて一時的に体重が増えてもすぐに戻ったり、逆に少しやせてもすぐに体重が元に戻ってしまうことを経験したことがあると思います。

これは「セットアップ理論」とも呼ばれています。

 

そのようなわけで、ボクのダイエットの中心的な考え方としては

行動によってインスリン」の分泌量を抑え、体重に関わるホルモンをコントロールしていくことにある

と考えています。

 

その中で、今回は血糖値の上昇をコントロールしようと検証を重ねたわけなんですね・・・

ただ、「インスリン」が分泌されるのはなにも、血糖値が上昇した時だけではありません。

 

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ホエイプロテインインスリンの分泌を促す。

インスリンの分泌を促すもの

アミノ酸が「インスリン」を分泌する

アミノ酸である「ロイシン」や「イソロイシン」、「アルギニン」などは血中に取り込まれると「インスリン」の分泌を促します。

これらは動物性たんぱく質や乳清(牛乳に含まれる成分)に多く含まれるものなので、肉やホエイプロテインを飲むときにも「インスリン」は分泌されます。

多くの人が「インスリン」は糖分に反応すると思われていますが、アミノ酸にも反応します。 

 

②インクレチンホルモンが「インスリン」の分泌を促す

インクレチンというホルモンは「インスリン」の分泌を促します。

これまでにインクレチン・ホルモンには「GLP-1」と「GIP」という2つのホルモンが確認されています。

その2つのホルモンは胃に食物が入ると胃や小腸から分泌されます。

このホルモンが分泌されると膵臓に働きかけて「インスリン」の分泌を促します。

脂質は直接的には「インスリン」の分泌を促さないことがわかっています。

ですが、胃に脂質を含む固形物が入ると、インクレチンホルモンを介して間接的に「インスリン」の分泌を促すと言えます。 

 

③頭相がインスリンの分泌を促す

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、ヒトは”見たり””嗅いだり””口に入れる”だけで「インスリン」の分泌が促されます。

五感で食事を感知すると脳が「インスリン」の分泌を促すということです。

これは消化の準備を円滑にするためと考えられています。

食べ物を食べる前から「インスリン」は分泌されるのです。

誤解を招きたくはないので補足しますが、インクレチンは単なる悪役というわけではなく、穏やかな消化に重要なので、「痩せるホルモン」とも言われています。

 

今回の実験では、血糖値つまり糖分にしか注意を向けませんでした。

ですが、何を食べるにしても食事そのものが「インスリン」の分泌を促すということはしっかりと理解する必要があります。

 

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インスリンの分泌をコントロールするには

重要なことも書いておきたいと思います。

それは、インスリン」の分泌量の多さは実の母親の影響が大きいということです。

これは育った環境の問題ではなく、お腹の中にいる時の母親の状態によってです。

母親の胎内にいる時、赤ちゃんは胎盤を通して母親の血液から栄養を受けています。

もし母親が妊娠中、インスリンの値が高い場合、子供はそのインスリン濃度の血液で栄養されているので、先ほど書いたような影響を受けてしまいます。

実際、アメリカでは肥満の人口が増えるのと同時に、生後0~6か月の乳児においても肥満が増えているようです。

主にお乳で生活している乳児がです。

 

そんな、インスリンの分泌に関して70%の割合でこうした遺伝的な部分が関係していると言われています。

つまり、食事による影響は30%ほどしかないということです。

 

「70%も遺伝の影響があるなら太るのは仕方ない・・・」

 

ととらえたら損ですよ!逆に

 

「30%もコントロールする余地があるんだ!」

 

と考えましょう!

自分のカラダは全く制御不能というわけではないということはダイエットにおける希望だと思います^^

 

現在、インスリンの分泌量を決める遺伝以外、残り30%の内、20%は糖質、10%はアミノ酸と脂質と言われています。

今回の実験では、コントロールしたい「インスリンの分泌量」の20%の検証しかできませんでした。

今後はコントロールするパーセンテージを大きくしていきたいと思っています。

 

※上に書いた内容は以下の本をかなり参考にしています。

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感想(17件)

ぜひ一度読んでみることをオススメします。

長くなってしまいましたが、今後もホルモンをコントロールするダイエットの研究と実践を続けていきたいと思います^^

読んでくださってありがとうございました。

明日は「グルカゴン」というホルモンについてまとめてみたいと思います。

それでは、また!