ダイエット太郎の秘密のボディメイク術

自分のカラダを好きになりたい人のためのダイエットブログ

チートデイについての個人的所感ーカロリー制限ダイエット中に必要

f:id:xby8x_lv_allbuk:20210703185539j:plain

こんにちは。ダイエット太郎です。

 

今日はダイエットにおける「チートデイ」について今の自分が思っていること書いていきたいと思います。

あくまで、個人的な所感なので、お酒でも飲みながら読んでください^^ 

チートデイとは?

ダイエット経験のある方であれば聞いたことがあるかと思います。

ダイエット経験の無い方は何の日(Day)?と考えてしまいますよね。

英語では「cheat(チート)」とは「騙す」や「ズル」を意味する単語です。

なので、「チートデイ」を直訳すると「騙す日」となります。

ダイエットで何を騙すの?と思われるかもしれませんが、人を騙すのではないので安心してください。

ダイエット中の「チートデイ」では自分のカラダを騙す必要が出てくるんですね。

何を騙しているのか・・・それは摂取するカロリーを制限しているということを悟らせないようにしているわけです。

ダイエットでカロリー制限をすると最初は体重が落ちるのですが、だんだんと落ちにくくなることがあります。

こういう時期を停滞期というのですが、人は入ってくるカロリーが少なくなるとそれに合わせて、消費する基礎代謝量も下げてしまうと言われているので、消費するカロリー収支が小さくなり、痩せづらくなっていきます。

そのため、定期的に「チートデイ」を作って、この日には基本的にたくさんの食事を食べてOKにして、自分のカラダの基礎代謝量が下がらないようにすることで、ダイエットの効果を継続するようにするんですね。

実際、ボクも1月から3か月ほどで10kg落とした時にはこの「チートデイ」を取り入れるようにしました!

というより、友達と食事に行くときは強制的に「チートデイ」としていただけなんですが・・・

f:id:xby8x_lv_allbuk:20210703185803j:plain

チートデイでは体重×40キロカロリーを目安にするのが一般的

カロリー制限をすると基礎代謝量が落ちる

さて、ここで気になるのはカロリー制限をすると本当に基礎代謝量が落ちるの?ということでしょう。

 

本当です。

 

実はこれは100年前の研究から知られていたことなんですね^^;

1919年にワシントンのカーネギー研究所で1日30%摂取するカロリーを制限するとどうなるか、調べられた研究があります。

それによると実験に参加した人は消費エネルギー量が30%低下していたんですね。

摂取エネルギーを30%カットすると消費エネルギーも30%カットするというあたりさすがヒトのカラダですね。

1944年には「ミネソタ飢餓実験」という実験も行われています。

実験の内容はこういうものです。

参加者に最初の3か月間、1日3000キロカロリーの食事を続けてもらいます。

次の6か月間は高炭水化物のものを1日約1500キロカロリー(人によっては1000キロカロリー)ほどに制限し、運動も週に22キロ歩かされます。

その時食べる物は戦時中手に入るものということで、パンやパスタ、ジャガイモといったものだったようですね。

聞いただけでもツライ^^;

結果はどうだったでしょうか?

参加者の多くはまず常に寒さを感じていたようです。

ある男性は7月でも外に出るのにセーターを着て、寝る時にも毛布2枚に包まらなければならないほどだったようです。

その男性の安静時の代謝量は40%も低下していました。

症状も、体が疲れやすく、血圧と心拍数が低下し、体温も平均35.4度に下がっていました。

何より、被験者は食べ物以外のことには一切興味が無くなって、常に襲われる空腹感に精神を病んでいったようですね。

今の時代ではこうした人体実験というは禁止されているので、もう行われることはないんですが・・・悲惨ですね^^;

この後、この実験参加者はリハビリ期間を設けられて徐々にカロリー摂取を3000キロカロリーにしていったようです。

興味深いのは参加者は1年ほどかけて体重が元に戻ったようなんですが、体重はさらに増え続けて、結果的に実験前の体重よりも多くなってしまったんです。

これっていわゆるリバウンドですよね。

リバウンドの理由がこの実験の通りです。

一度摂取カロリーを制限して、それに対応してカラダが安静時の基礎代謝量(消費カロリー)を下げてしまうと中々もとには戻らないんですね。

f:id:xby8x_lv_allbuk:20210703191000j:plain

ダイエット太郎の「チートデイ」への所感

ここからは「チートデイ」に関する自分の中での所感を書いていきますね。

先ほどの実験でわかるように消費カロリーを低下させると痩せることができません。

逆にカロリー制限をやめた時にリバウンドを引き起こして、以前より太ってしまうという最悪な結果に・・・

そうならないための「チートデイ」というのは、カロリー制限ダイエットにおける大事な行程になると思います。

いや、、絶対に必要な行程ですよね。

基礎代謝量が下がってしまったら、カロリーを制限する意味が無くなりますからね。

だから、基礎代謝量が落ちるのを防ぐために定期的に「チートデイ」を取り入れて、自分のカラダに入ってくる摂取カロリーが制限されていないとカラダに教える必要があると思います。

 

ダイエット太郎のダイエットへの思い

でも、思うんですよね。

「よし!ダイエットするぞ!」と意気込んでダイエットを始めた方が食事を制限して、カロリーを減らすというのはみんなやり始められると思うんです。

なぜかと言えば、スーパーでは「カロリーオフ」とか「ゼロカロリー」といった商品が沢山ありますし、テレビでもそういう風な知識を植え付ける情報番組でいっぱいだからです。

ダイエットに挑戦している人がカロリーを制限して痩せようとするのはしょうがないことだと思います。

でも、その裏ではヒトのカラダは少ないカロリーに対応しようと基礎代謝を下げて消費カロリーを少なくしようとしてしまいます。

結果として、カロリーを制限しても痩せられなくなる日を迎え、ダイエットをやめた後にリバウンドが待っているという辛い結果に・・・

でも、誰しもがこの後、

「あなたの意志が弱いから失敗したんだ」

「必要以上に食べなければいいのに、食べてしまうから太るんだ」

とその人を責めるような風潮にあるわけですよね。

なぜかと言えば、さっきも言いましたがカロリーを制限すれば痩せられるという情報は自分以外の人の頭にもあるからです。

その裏にヒトのカラダがどういう変化をするかという知識などなく・・・

 

ほんとにつらいことだなと思います。

 

ダイエットを必要としている人は沢山いますが、あまりに個人の責任だという状態が続いていると感じています。

ボクがこのブログに書いていきたいのは「カロリーをコントロールするダイエット法」ではなく、「ホルモンをコントロールするダイエット法」なので考えに違いはありますが、それでも、ダイエットに対するヒトのカラダの反応がどういうものなのか正しい知識が浸透していくことを願います。

 

ちなみに、基礎代謝量のコントロールをしていうるのも「ホルモン」です^^

ダイエットにおいて「ホルモンをコントロール」ことが最強です!

 

みなさんに少しでも理解していただけるように頑張って調べて実践して書いていきたいと思います^^

それでは、また!