ダイエット太郎の秘密のボディメイク術

自分のカラダを好きになりたい人のためのダイエットブログ

ファスティングというものをいろいろな形でやってみる

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Fasting

こんにちは。ダイエット太郎です。

今日は「ファスティング」について書いていこうと思います。

ファスティング」とは「断食」のことですね。

今、ダイエットの業界ではこの「ファスティング」が大いに流行ってますね。

ダイエットに関心のある人が一度は耳にしたことのある言葉、、「プチ断食」。これも「ファスティング」になりますよね。

 

「食事を食べなければ痩せるのは当たり前でしょ」

 

こんな言葉が聞こえてきそうですが、ダイエットでこれまで実践してきた方が少なかったのにはそれなりに理由があると思います。

まず第一に「健康に悪そう」という先入観。

そして、第二に「お腹が空いて、続かない」というイメージ。

 

そもそも、未だに食事に関して健康診断ではこんな質問項目がありますよね。

 

「朝食はちゃんと食べていますか?」

 

そう、日本では朝昼晩の3食を食べないと健康に悪いというイメージがあります。

自分自身もファスティングについて調べる前までは3食食べることに関しては何の疑問も持っていませんでした。

健康のために必要だと思っていたからです。

でも、これは実は医学的には検討が終わっていない分野で、必ず摂らなければいけないという根拠はないんですね。

むしろ、生理学的な側面からみると健康を害しているという事実には衝撃を受けました。

少しずつ、書いていこうと思います。

 

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朝食の代名詞といえばシリアル

 

そもそも、朝食を食べないとどんなデメリットが考えられるでしょうか?

少しネットを調べてみるとこんな意見がありました。

 

・脳のエネルギーが不足してボーっとする。

・血流の流れが悪くなる。

・体内リズムが崩れて自律神経の働きが下がる。

・自律神経が乱れて代謝の機能が落ちる。

・1食抜くと他の食事でドカ食いしてしまい太りやすくなる。

                    ・・・etc

 

「なるほどな」とボク自身思うところがありつつも、同時にこんなことも思いました。

 

「ヒトの身体ってそんなにヤワなものだろうか?」

 

一つの本を使ってこの点を少し掘り下げてみましょう。

 

ジェイソン・ファン著

多賀谷正子訳

トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」

2019年1月20日初版

 

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感想(17件)

まず「脳のエネルギーが不足してボーっとする」というデメリットに対して、この本ではこのような解説があったので紹介します。

 

これから始まる1日に備えて「エネルギーを補充しなければ」と私たちは考える。だが、私たちの体は自然とそれを行っている。毎朝、目覚める少し前に、体の概日リズムによって、成長ホルモン、コルチゾール、アドレナリンとノルアドレナリンといった興奮作用のあるホルモンが一斉に分泌されて体を刺激する。こうしたホルモンのカクテルが、肝臓に新しいグルコースを産生するよう促し、それにより私たちは目覚めるのに必要な刺激を受け取る。

・・・中略

こうしたホルモンの刺激によってグルコースが血中に放出され、すぐにエネルギーを使える状態になっている。食べなくても、すでに燃料が補給され行動を起こせる状態になっているということだ。

 

結局、朝食べないと一日のエネルギーが不足することを恐れて朝食を食べる必要はないということですね。

集中力がなくなるということに関しても、逆だというということがわかっています。というのも、胃腸に食物が入れば、そちらに血液がいきますから脳への血流量は減るわけです。

 結果食事後は眠くなったり、集中力が無くなるわけですよね。

 

 

「体内リズムが崩れて自律神経の働きが下がる」「自律神経が乱れて代謝の機能が落ちる」というのはどうでしょうか。

これに関してはこの本ではこう書かれていました。

 

「朝食を食べないと代謝が悪くなる」ともよくいわれる。英国バース大学が朝食に関するランダム化比較試験を行ったところ、「一般的に言われていることとは異なり、朝食の代謝適応作用は認められなかった」ことがわかった。一日の総エネルギー消費量は、朝食を摂っても摂らなくても変わらなかったのだ。

 

基礎代謝量は消費エネルギーの大半を占めるので、基礎代謝量が下がると痩せにくくなると言われていますが、朝食を食べないこととは全く関係がないようです。

自立神経への影響はどうでしょうか?

確かに食べたり食べなかったりを繰り返して本当にリズムを狂わせるような生活をしているなら、確かに自律神経のオンオフが不規則になるかもしれません。

でも朝食を抜く、あるいはどこかを1食抜くという生活を規則正しく行っていけば、ヒトのカラダは順応するのではないだろうか?

少なくとも、朝食を抜いても上に書いたとおり、エネルギーは肝臓から取り出され十分に補給されるわけですから、無理に朝食を摂る必要は無いように思います。

 

 

「1食抜くと他の食事でドカ食いしてしまい太りやすくなる」に関しては、この本に書かれていました。

 

いくつかの研究によれば、朝食でどれだけのカロリーを摂ろうと、昼食と夕食で摂るたんぱく質の量は変わらないことがわかっている。それどころか朝食をしっかり食べれば食べるほど、一日の摂取カロリーは増える。さらに悪いことに、朝食を食べると、一日の中で食べる回数も増える。だから、朝食を食べる人は、食べる量が多くなるうえに、食べる回数も多いということになりがちだ

 

 朝食を食べても食べなくても、食べる量は変わらず、むしろ食べる量と回数が増えるというのは驚きですね。

この本の他の箇所には食べる量が増えても太りにくいが、食べる回数が多いと肝臓が太ると書かれていたことからも、朝食を食べて食事回数が増えてしまうことが太る原因になることがわかりました。

 

 

ボク自身、ファスティングのメリットを学ぶことで挑戦への意欲が湧き、こまめに挑戦しています。

やり方に関しては次回のブログに書いてみようと思います。

ちなみにボクは「プチ断食」と呼ばれる「16時間」ファスティングと「24時間」ファスティングには挑戦したことがあります。

どちらも「空腹感」や「食欲」のコントロールが大事で、個人的には大変でした。。。

でも、慣れというのはすごいもので、今では「24時間」ファスティングも多少の空腹感があるだけで終わってしまいます!

でも、まずは「16時間」ファスティングを行うことをお勧めします。

少し長くなってしまうので、この続きは次回の記事で!

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日本の朝食