部分痩せー姿勢の改善から得られるもの:その3
こんにちは。ダイエット太郎です。
先日から書き続けている「部分瘦せ」の「姿勢」については今日でいったん終わりにしたいと思います^^;
書いているとどんどん長くなってしまって・・・
今日の内容も一昨日と昨日の内容を見てくれるとより分かりやすいので、見てもらえる嬉しいです^^
その中で姿勢が悪くなると、お尻がや下っ腹が出てしまうことは先日書きました。
「部分瘦せ」のためにはその姿勢を治したいわけですが・・・
この姿勢を治すというのが本当に難しい^^;
なぜなら、「姿勢」は無意識のうちに決まってしまうからです。
「無意識のうちに決まっている姿勢」を「意識して治す」というのは非常に難しいんです。
それで、今日はどういう考え方を持って、その「姿勢」を改善するかについて書こうと思います
よろしくお願いします!
目次
姿勢を決める決め手とは?
無意識のうちに決められている「姿勢」・・・
これは何によって、決められているのでしょうか?
結論から言います。
それは「背骨(脊柱)の柔軟性」です。
ここで昨日の復習です。
ヒトは常に重力によって、地球に引き寄せられています。
そのため、歩く、走る、跳ぶなどの動作によって、地面と接触するたび、そのヒトの体重と動作の加速分の衝撃を受けているんです。
その衝撃はカラダの背骨が吸収してくれています。
この背骨の衝撃吸収の力が何らかの事情(加齢やケガなど)で落ちてしまったとき・・・
背骨同士がくっついて、背骨は「バネ」ではなく一本の「棒」のように固くなり、自分のカラダを守ろうとしてしまうんでしたね。
背骨の積み木の部分は前側にありますから、
骨と骨がくっつくと結果、猫背のように姿勢が悪くなります。
ふーん、そうなんだ・・・と思ったあなた^^
実はこれって結構凄いことなんです!(笑
ボクの人体オタクの一面が爆発しちゃいますが、お付き合いください^^
ここで30秒ほどの動画を見てもらいたいです。
この動画に出てくるロボットはアメリカのBoston Dynamics社という軍用ロボットや災害救助ロボットを生産している会社の映像です。
これ!ロボットなんですよ!
凄いと思いませんか!?(笑
昔、ホンダのasimoというロボットが2本足で歩いていた時には感動したものです・・・
でも、その時とは比べ物にならないくらい、ロボットも滑らかに動くようになっているんです!
なんで、この動画を見てもらったのかというと、衝撃吸収の話と関係があるからなんです。
そもそも、このロボットなんでこんなに滑らかに動けるのでしょうか?
それは、このロボットに積まれているコンピューターに秘密があります。
「量子コンピューター」って聞いたことありませんか?
単純に言うと今までのコンピューターの何十倍何百倍ものデータを一気に処理できるコンピューターなんですね。
そのコンピューターがカラダの色々なところについている感覚センサーから環境や重力の影響など、常にデータを受け取って、逐一動作を修正するというやり取りをしてるんですね。
その回数なんと毎秒1千億回以上!!
それが一連の動作になると天文学的な数字になってきます^^;
ヒトのカラダも一緒なんです。
いや、人間はもっと滑らかに動いていますから、もっとやり取りや情報の種類も多いかもしれないですね^^;
自分のカラダの感覚器(センサー)から自分のカラダの情報を受け取って、動作をしているんです。
その情報の中にはもちろん、背骨の各関節からの情報つまりカラダの柔軟性に関するものもあります。
意識はしていませんが、脳はカラダが壊れないか常に見守っているんですね。
もし、背骨のバネが弱くなってしまうと
「これ以上の動きはカラダが壊れてしまう!」
と判断して、背骨をくっつけて固くすることで守り始めるんですね。
ちなみに余談ですが、高齢者の方がすり足になっていく原因のひとつもこれです。
弱くなったカラダで若いころのように跳ぶように歩いてしまうと、地面からの衝撃が大きくなってカラダを痛めてしまいますよね。
脳はそれをわかっているので、歩き方を小さくして衝撃を少なくしようとするわけです。
なので、高齢者の方に「大股で歩きましょう!」と元気よく歩いてもらうのは良いんですが、次の日痛みが出てしまうこともあります・・・
まあ、そんな「部分痩せ」とは関係ない話もしてしましましたが^^;
ここまで話してきたので「姿勢」を改善するのに必要なこと、わかったと思います。
「背骨の柔軟性」を高めて衝撃吸収能力を上げることです。
良い姿勢を意識してもなかなか治りません。
でも、「背骨の柔軟性」が高まって、衝撃吸収能力が上がると脳が勝手に運動してもカラダは壊れないぞ!と判断して姿勢を良くしてくれます。
無意識のうちに姿勢が良くなっていくんですね^^
ここからは、背骨の柔軟性を上げる3つのオススメの体操を紹介していきます。
姿勢を治すのにオススメの体操:その1
まず、おすすめするのは「腿の裏」を伸ばす体操です!
あれ?背骨を柔らかくするんじゃないの?
と思った方もいるかもしれませんが、まずは「腿の裏」を伸ばしてください!
どういうことか説明します。
背骨の一番下の部分は骨盤になります。
背骨を固くしてしまっている人はこの骨盤が前に傾いていたり、逆に後ろに傾いていたりします。
そして、この骨盤を脚の方からグッとその位置に固定してしまっているのが「腿の裏」の筋肉、そう通称「ハムストリングス」です。
簡単に楽に座った状態で自分の腿の裏を大きく開いた手でぎゅっと握ってみてください。
もしこれで痛みがある人は背骨の柔軟性が低くなっている可能性大です!
体操も沢山あるんですが、個人的にはこの体操がオススメですね。
動画で体操を教えている人は存じ上げないのですが、シンプルな動画なのでチョイスしました^^
手軽さの面でも、効果が高い面でもこの体操が個人的にはオススメです!
ストレッチでは20秒しっかり伸ばすようにしてください。
10秒では効果があまり出ません。
逆に60秒やっても、20秒と効果はあまり変わらないと言われています。
なので、20秒きっちりキープしてくださいね^^
姿勢を治すのにオススメの体操:その2
次にオススメするのは、背骨全体の体操になります。
まずは動画を見てもらってそれから解説します。
ちなみにこの動画の方も存じ上げないのですが、最初の宣伝部分は飛ばしてもらっても良いかな^^;
この体操だけを使った紹介の動画がなかなか無くて、僕も動画を取る技能がない物ですから・・・すいません。
動画にもあるようにのイチローが打席に立つ前に必ずやっていた体操としても有名ですね。
これをやることで、背骨の骨と骨の間にある椎間板を広げつつ、背骨を捻る可動域が広がります。
背骨は回旋と言いますが、捻る動きが最も多くの動作に関係してきます。
そのため、背骨の体操では捻る体操を必ず入れるようにしましょう。
この体操のポイントはカラダを回す時に肘を曲げないことです。
これが結構難しいんですが、肘を延ばすことで腕がつっかえ棒のようになって、背骨と背骨の間が広がりやすくなります。
あとは20秒ほどキープしてくださいね^^
姿勢を治すのにオススメの体操:その3
最後は、動画に頼らずとも誰でも簡単にできることです。
仰向けになって、深呼吸することです^^
ポイントは胸の高さにある背骨を動かしたいので、「腹式呼吸」ではなく胸を動かすイメージで呼吸することです。
あばら骨の後ろ側にある背骨は特に動きが、悪くなりやすい部位でもあります。
内臓の不調によっては、この周辺の筋肉の緊張が高まって、動きを悪くするからです。
深呼吸をすることで、筋肉の緊張がゆるみ、背骨の動きが良くなるので、さっきの体操の後や運動の後に意識して取り入れてみてください。
今日のまとめ
2日がかりで、部分痩せの「姿勢」の改善について書いてきました。
読む内容が多くなり過ぎてしまったこと申し訳ないです^^;
でも、結構カラダに対する理解が深まったのではないでしょうか?
よく、「ストレッチが大事」とは言いますが、姿勢を治すのにストレッチがなぜ大切なのか少し理解していただけたかなと思っています。
今度は部分瘦せの「ホルモン」について書いていかないといけないですね^^
頑張ります!
今日はこの辺で!それではまた明日。