ダイエット太郎の秘密のボディメイク術

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【参考になる!?】冷ご飯を食べた時の血糖値の変化ー血糖値の上がり方測定4日目

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こんにちは。ダイエット太郎です。

昨日は玄米(150g)を食べた時の血糖値の変化を測定しました。

血糖値は思ったよりも高く上昇してしまいましたが、栄養が白米よりあること、血糖値が下がりやすい結果になったので、「白米」を「玄米」に置き換えるのは結構なメリットを感じました。

今日は冷ご飯(150g)を食べた時の血糖値の変化の記録の結果

について書いていこうと思います。

時間の無い方は考察や結論からどうぞ!

それではよろしくお願いいたします。

 

目次

 

 

はじめに

 

最近、「難消化性デキストリン」という言葉をよく聞くと思います。

難消化性デキストリン」は水溶性食物繊維のひとつで、約90%は小腸で消化吸収されずに大腸に到達して、残りは半分は腸内細菌のエサになり、残りは便として排泄されます。

農畜産業振興機構HPより参照

www.alic.go.jp

 

これが、冷ご飯とどのような関係があるのか・・・

炊いたご飯が冷えると白米の中でレジスタントスターチ」という成分が増えます。

このレジスタントスターチ」は先ほどの「難消化性デキストリン」と呼ばれる成分で、白米の糖分の吸収を抑えてくれるため、血糖値の上昇を抑えてくれると言われています。

 

今回はこの冷ご飯は血糖の上昇を抑えて、ダイエットに効果があるのか検証します!

 

ちなみに、どれくらい冷やしたものを食べたかというと冷蔵庫で冷やしたものをそのまま食べました^^;

お箸でつついても固まっていたので、ボクの気持ちまで固まりました。

でも、冷蔵庫で冷やした方が「レジスタントスターチ」は増えるとのこと、さらに悲しいのは電子レンジで温めてしまうと「レジスタントスターチ」が壊れて、量が減ってしまうらしく・・・

完食はしましたが、これで観察実験の結果が悪かったらツライ^^;

 

1.冷ご飯を食べた時の血糖値の測定結果

測定・対象者:ダイエット太郎

測定日:2021年7月7日

測定時間:起床AM7:00よりスタート

 

測定値:※血糖値の経時的変化は下のグラフを参照してください。

・食事開始時血糖値:92mg/dl

・食後最高血糖値:176mg/dl(食べてから60分後)

・食後最低血糖値:107mg/dl(食べてから105分後)

・終了時血糖値:107mg/dl

 

グラフ1:冷ご飯を食べた時の血糖値の経時的変化

 

参考正常値:(厚生労働省

空腹時血糖値:70~100mg/dl

食後高血糖(食事から2時間後):140mg/dl

 

2.白米(150g)血糖値との変化の比較

「白米(150g)」食べた時の血糖値の変化と比較してみます。

青いグラフ線が「白米」、オレンジ色のグラフ線が「冷ご飯」の線です。

 

グラフ2:白米と冷ご飯の血糖値の比較

 

いやー

見事にとまではいかないものの、「白米」の結果とほとんど一緒ですね^^;

若干血糖値が戻るスピードが速いかなとは思うんですが、食後150分後の数値は一緒ですね。

あんだけ冷たい物を食べてこの結果は辛いな・・・

 

 

3.玄米(150g)を食べた時の血糖値の変化率

「変化率」は食事を口にした時の血糖値を基準値にしてどれほど上昇したのか割合で表したものになります。

 上昇率はその日の食事を口にした時の血糖値を基準値にするので、日による血糖値の違いの影響を受けにくい特徴があります。

 

変化率:

・食後最高値:91.30%上昇(食べてから60分後)

・食後最低血糖値:16.30%上昇(食べてから150分後)

・終了時血糖値:16.30%上昇

 

 

  グラフ3:冷ご飯(150g)を食べた時の血糖値の変化率

 
変化率も「白米(150g)」と比べてみましょう。
 

4.白米(150g)との変化率の比較

 

  グラフ4:白米と冷ご飯の変化率の比較

 

変化率でも、「白米」と「冷ご飯」はほぼ同程度血糖値が上がっていますね・・・

というか、冷ご飯の方が血糖値の上昇率高いですね^^;

それでも、食後75分から、食後105分にかけては”ほんの少し”血糖値の低下が早いのは「玄米」の特徴に似ていますが・・・

 完全に冷ご飯は玄米に完敗してますね^^;

 

ピーク時の血糖値の上昇率も食事開始の時の血糖値に戻るスピードもどちらも玄米に負けています。

 

5.ダイエット太郎の考察・まとめ

冷ご飯(150g)」を食べた時の血糖値や血糖値の変化率を見ていきました。

炊いた白米を冷やすことで「レジスタントスターチ」という水溶性食物繊維が増えて、血糖値の上昇が穏やかになるということで、結果にとても期待していたのですが・・・

 

 正直がっかりな結果になってしまいました^^;

 

水溶性食物繊維は小腸の中でゲル状になることで、食物の吸収を穏やかにしてくれる効果があります。

糖分の吸収が穏やかであれば、血中の糖分(血糖値)もセーブされるので、血糖値が高い状態が短くなってダイエットに効果的です。

今回の結果では「白米」を冷して「冷ご飯」で食べるメリットがほとんど見られませんでした。

せめて、血糖値が食後150分の間に低下してくれれば、「白米」よりはダイエットに効果的言えたのですが・・・

今回の検証では、良い結果が出てくれませんでした。

 

まとめ

1.「白米」を冷やすと水溶性食物繊維の一つである「レジスタントスターチ」の量が増えて、血糖値の上昇が穏やかになると”言われている”。

2.今回の結果では、「白米」も「冷ご飯」も血糖値の上昇、下降の速度ともに大きな差はなかった

3.「冷ご飯」と「玄米」では「玄米」の方が血糖値の低下が早く、ダイエットには効果的と言える。

4.「冷ご飯」の食感は・・・・いまいち

 

6.結論

「冷ご飯」はレジスタントスターチの量が多くて、ダイエットに効果があるという情報ってかなりの量ネットに上がってるんですが、今回の検証でちょっと印象が良くなくなりましたね^^;

計測中ずっと「おかしいなー」とつぶやきながら測っていましたw

昨日も書いたんですが、「玄米」の食感ってあんまり好きじゃないんですが、今回食べた「冷ご飯」はさらに食べにくかったので、ほんと色々な面で完敗でしたね。

 

 ちなみにレジスタントスターチは芋類でも冷やすと増えるようなので、サツマイモをよく食べる人は冷やして食べるのも・・・

まあ、芋もお米もあったかい方がいいですかね^^;

 

明日は、「食物繊維サプリメント」を使った検証をしていきます!

それではまた明日^^