【重要!】基礎代謝の基本ー体温について
こんにちは。ダイエット太郎です。
毎日暑いですね^^;
さて、今日は基礎代謝の基本という内容で書いていこうと思います。
「基礎代謝がイイ方が痩せやすい!」
なんて、誰でも一度は聞いたことがあると思います。
がしかし、なんだかんだ言っても基礎代謝って難しいし、曖昧って人も多いと思います。
そもそも、基礎代謝がイイってどうなるといいってことになるのだろう・・・
それについて、少しずつ書いていこうと思っていて、今日は「体温」と基礎代謝について書こうと思います。
夏のめちゃくちゃ暑い時期にこんな記事を書くという暴挙を許してください!
ダイエットをやる上では非常な大事な内容なので、見てほしいと思います。
内容が濃いので、数日に分けて書いていきます。
それでは、よろしくお願いします。^^
目次
はじめに
いきなりなんですが、「〇〇代謝」という用語について・・・
ほんとに似てる言葉が多くてすごく混乱しやすいですよね^^;
なので、今日は「基礎代謝」についてだけ抑えるようにしてください。
「代謝」すべてを理解しようとすると頭が混乱してしまいますから・・・
そもそも、「代謝」というのはカラダの中で起こる化学反応を指します。
その中で「基礎代謝」というのは、安静にしていても消費される”エネルギー”のことを言います。
それに対して「活動代謝」は、仕事や運動といったカラダを動かして消費される”エネルギー”のことを言います。
この二つはセットなので覚えてもらっていいと思います。
大事なのは「基礎代謝」は”エネルギー”に関係しているということです。
体温について
さて、基礎代謝と体温にどのような関係があるのでしょうか?
今日は「基礎代謝」「エネルギー」「体温」の関係性がわかれば、もう言うことなしです!
そして、今日の内容の結論を言うなら、自分の基礎代謝を知りたい時は「体温」を測ればある程度わかっちゃいますよということです^^
まずは体温とエネルギーの関係について書いていきます。
「体温」とエネルギーの関係
「体温」というのは食べたり、蓄えられたエネルギーを使って、「何かの代謝」や「運動」を行うことで熱が生まれることで得られます。
カラダが使うエネルギーの75%以上が【熱エネルギー】に変えられて、「体温」になります。
75%以上とはオドロキですね^^
残りの25%くらいのエネルギーは「腕を上げる」とか「物をつかむ」、「足を動かす」という目に見える【運動】になります。
この運動を組み合わせることで、家事や仕事、日常生活を行っているわけですね。
少し例で考えてみましょう。
一番身近な「筋肉(骨格筋)」を例にしてみます。
例えば、目の前にあるコップがあるとしてそれを取ろうとしますね。
この時、腕のいろいろな筋肉が働くわけですが、これを動かすにもカラダのエネルギーを使って動かしているわけですね。
糖分(グルコース)や脂質を使うわけです。
このエネルギーですが、筋肉を働かせるために使うとき、全くの「無」になって空に消えていくわけではありません。
エネルギーは別の形に姿を変えるわけです。
もちろん、筋肉を動かすために使ったエネルギーですから、目の前にあるコップを取るという【運動】となるわけです。
でも、それは25%のエネルギーでしかありません。
75%以上は【熱エネルギー】に姿を変えているわけなんですね。
これは、「活動代謝」のほんの一例です。
「基礎代謝」ではどうでしょうか?
もちろん、「基礎代謝」でも同じです。
血液をカラダ中に送ってくれている心臓の動きや呼吸など様々な【運動】とともに【熱エネルギー】が常に生まれています。
このように、ヒトのカラダでは多くのエネルギーが熱エネルギーに変えられています。
このことをじっくりと考えてみると・・・
「体温」を測ることで基礎代謝が上がっているか、下がっているかの答え合わせになるということなんです。
先ほど言ったように、カラダの中でエネルギーを使うと75%以上は【熱エネルギー】に代わっているんです。
もし、「体温」が低いということは【熱エネルギー】が少ない、つまりエネルギーを使っていないと言えるわけなんです。
つまり、「体温」が低いヒトは基礎代謝が低いといえるわけなんです。
そんなわけで、ボクはダイエットする人は体重測ることや体脂肪を測ることも大事ですが、体温計で体温を測ることをオススメします^^
「体温」とヒトのカラダの関係
さて、体温とエネルギーの関係を書いてきましたが、今度は「体温」と代謝の関係についてみていきましょう。
多くのヒトは、体温はワキの下で測ると思います。
最近は非接触型の体温計がずいぶん増えましたが・・・
そもそも、カラダの中心部と皮膚表面では温度が違います。
カラダの中心の核の温度を中心温度と言います。
皮膚の温度は殻の温度とか言いますね。
おもに「体温」は核の温度のことを言っていて、36.0~38.0℃で変動します。
でも、平熱と言われるのは36.6℃~37.2℃ですね。
さて、ここで少し立ち止まって考えてみましょう。
そもそもヒトにはなぜ「体温」が必要で、約37.0℃なのでしょうか?
実はなぜ約37.0℃に「体温」を維持する必要があるかは現段階ではよくわかっていません^^;
科学者の方や医師によって意見が分かれるところですが、多くの人に共通している意見は「健康に生きるため」の温度が37.0℃ということです。
一般に化学反応というものは温度が高いほど活発になります。
これは「代謝」も例外ではありません。
そのため、「代謝」を活発にしたいなら、熱は高いほど良いと言えます。
でも・・・
カラダの細胞の働きは40℃が最適温度で、42℃ほどになると酵素という物質の働きが阻害されて生命活動に支障が出ると言われています。
そう考えると「代謝」を活発にしつつ少し発熱があっても何とか耐えられる37.0℃くらいがちょうどよくなってきます。
体温が下がっていく場合はどうでしょうか?
低体温症の定義では核心温が35℃以下から低体温症と言われます。
でも、実は体温が下がる方に関しては温度が下がることで酵素の働きや「代謝」は低下するものの、完全に動きが停止するのは20℃以下となっています。
もちろん体温が30℃以下では意識障害が生じて、日常生活を送ることは難しいですが・・・
さっきも言ったように、代謝は化学反応なので、温度が高い方が活発になります。
体温はいつも皆さんが微熱と考える「37.0℃」くらいが一番いいんですね^^
「体温」明日以降の内容
いつも、一日のブログの内容は2000文字くらいにしようと努めているんですが、文章の才能がなく:;
だらだらと長くなってしまいます。
続きはまた明日書いていこうと思っています。
さて、明日以降は
「体温の上げ下げの調節機構」
「体温とホルモンの関係」
「体温とダイエットの関係」
について書いていこうと思っています。
そもそも、ダイエットブログなので、早くダイエットとの関係を書かなきゃといつも焦っています(笑
のんびり付き合っていただけると助かります^^
それでは、また!