どのダイエット本が正しいのかは自分が選べばいい
こんにちは。ダイエット太郎です。
最近、自分が住んでいるアパートの周りにものすごい大量の小さいアマガエルが出現して悩んでいますw
別に害はないんですが、玄関を出て駐車場に行くだけでぶわーと自分を避けていく様は結構不気味です。
下の写真に見えますか?
近所の家の表札なんですが、カエルが並んでます。
これでも可愛いもので、道路は少し動くとぶわーっとなりますから、もうね・・・
気を取り直してダイエットの話をします。
自分が好きなダイエットの考え方を持った医師の新しい本を読んでいます!
そう、ジェイソンファン医師の本です。
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世界最強のファスティング トロント最高の医師が教える [ ジェイソン・ファン ] 価格:1,760円 |
ちなみに、ボクが好きなダイエットの考え方とは「ホルモンをコントロールする」というものです。
この本もまだ4分の1程度しか読み進められていませんが、それでもいろいろと驚きの連続です^^
もちろん内容も凄くいいんですが、なぜこのジェイソンファン医師の本が好きなのか、2冊目でわかりました。
本の語り口調というか、言い切るところと読者に疑問を投げかけるところ、そして例え話が秀逸なことが、小説を読んでいる時のような気分になるので、読めるのだと思います。
というのも、この本は3人(ジェイソンファン医師の他に本の発起人で自分が太っていた経験を持つ一般の女性、臨床研究者として治療よりも統計や研究に力を入れている先生)の方が各項目に関して、3つの視点から語っている形式なんですが、どう考えてもジェイソンファン医師の部分が一番面白く感じてしまいます。
自分が大きな衝撃を受けた一冊目からこの口調が好きだったことを考えるとやはり、内容よりもその書いてある口調が好きなんだと思いました。
一冊目の本はこちら
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トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ [ ジェイソン・ファン ] 価格:1,760円 |
いや、この英訳をしている方が秀逸なのかな?
ボクが読んだ本は両方とも「多賀谷正子」さんという方の翻訳なので、かなり優秀な方なのかもしれませんね。
今日は新しい本の方一文を取り上げて、終わろうと思います。
体重について間違った考え方が広く浸透してしまっているのが実情だ。
その間違った考え方が無意識のうちに偏見を生み、差別が横行している。差別はいたるところにある。太っている人は怠け者で、食いしん坊で、意志が弱いと、多くの人が無意識に思っている。そう思うのは、医療関係者や研究者の多くが言っているように「摂取カロリーと消費カロリーが同じであれば太らない」と考えているからだ。
この誤った「エネルギーバランスの等式」を信じている人は、減量というのはとてもシンプルなもので、誰でも知っているし、やろうと思えば誰でもできるものだと思い込んでいる。
・・・中略
だから、太ってしまうのはソファに座ってばかりいるからだ、ナイフとフォークを置こうとしないからだ、体を動かそうとしないからだ、太っているのは性格に問題があるからだ、などと考える。
・・・中略
肥満の人は付き合いにくくて、情緒不安定で、怠け者で、自制心が無いと思われている。
・・・中略
人間は何を食べようか自分で決めることはできても、空腹を感じないでいることはできない。運動をしようと決めることはできても、肝臓にもっとエネルギーを使わせることはできない。空腹と代謝こそが体重の増加を招く重要な根本原因だが、それは自分の意志ではどうすることもできない。だから、肥満は個人の失敗ではない。意志の力が弱いから肥満になるのではない。知識がないから肥満になるのだ。
少し長い抜粋になってしまいました。
著作権って大丈夫なんでしょうか?素人過ぎてよくわかっていないという・・・
でも、この部分はとても、、なんていうんでしょうね。共感できましたし、ジェイソンファン医師の人としての優しさを感じましたね。
太ってしまうのは、あなたの意志が弱いからではないですよ。
ただ、知識が無いだけで周りから嫌な目で見られることも、周りの人も同じように知識が無いからなんですよという誰も傷つけない言い方が感動的でした。
にしても、この「カロリー計算」や「エネルギーバランスの等式」というものを完全に否定している姿勢が凄いと思いますね。
実際、この考え方って今でも主流の考え方ですし、自分もこのジェイソンファン医師の本を見るまで信じていましたからね。
こういう今まで信じていた、もしくは信じられていた価値観が全く違う価値観に代わることを「パラダイムシフト」と言いますが、ボクは今それを実感しています^^
こうした、考えが変わることというのは人によっては受け入れられないことも多々あることなので、読む本は選ぶ必要があるとは思います。
それこそ、世にはごまんとダイエット本がありますし、実際僕もどのやり方が自分に一番いいのか、理学療法士として紹介するなら何がいいのか常に考えながら本を読んでいます。
今は早めにこの本を読み終えて、自分の考えとすり合わせたいと思います。
では、また!